オートリゾート滝野は初心者や小さな子連れのキャンプデビューにぴったりの、快適すぎるキャンプ場!
無料のシャワー、充実した売店、立派なキャビン、綺麗な芝生、キャンプ場利用者は無料で滝野すずらん公園で遊ぶことも出来て、とにかくもう至れり尽くせり。
それもそのはず。
北海道には有名で素晴らしいキャンプ場がたくさんありますが、オートリゾート滝野はその中でも群を抜いて施設の水準が高く、日本オートキャンプ協会から最高位の五つ星をもらっています。
五つ星のキャンプ場は全国でわずか8か所しかありません!

北海道では滝野と苫小牧アルテンだけ!すごい!
高規格だけあって繁忙期は混雑&料金も高くなりますが、時期を外せばびっくりするほど安く泊まれます!
すっごく綺麗で快適なキャンプ場、一度行ったら最高過ぎて、翌シーズンに即リピートしちゃいました!
この記事では、2023年の9月末にAキャビン、2024年の4月末(GW前半)にSキャビンに泊まった経験をもとに
- 滝野のキャンプ場予約方法
- 当日の流れ
- Aキャビンの様子
- Sキャビンの様子
- センターハウス(売店やお風呂)
- 滝野すずらん公園について
を紹介していきます。
キャビンの中の様子も写真多めで紹介していきますので、滝野のキャビンに興味がある方はぜひ最後までお付き合いくださいね!
ブログ形式で書いていくので、お急ぎの方は目次からもスキップして読み飛ばすことも出来ますよ。
オートリゾート滝野 基本情報
- 施設名称…オートリゾート滝野
- 住所…〒005-0862 北海道札幌市南区滝野247
- 問い合わせ…011-594-2121
- チェックイン…13時~17時(6~8月は18時まで)
- チェックアウト…翌8時~11時
- ゲート開門時間…22時~翌7時(それ以外の時間は出入り不可)
- キャンセル規定…14日前~前日まで20%・当日50%・連絡なし100%
滝野のキャンプ場は毎年4月20日にオープン、10月31日まで営業しています。
車や人数によっては追加料金がかかったり、日にちによって料金が変わったりするので、初めて利用する時はちょっと混乱するかもしれません。
理解すれば簡単なので、ポイントごとに説明していきますね!
予約方法
予約方法は電話とネットがありますが、インターネットが最優先です。
利用日の1週間前まで、インターネットで予約できます。
- 予約開始…3月1日 0時~
- 以降、利用日の2か月前の同日0時~1週間前まで
- 24時間予約受付可能
電話での予約も可能ですが、予約に空きがあった場合のみ受け付け可能。
- 予約開始…3月1日 9時~
- 以降、利用日の2か月前の同日9時~利用日当日まで
- 4月19日までは平日のみ受付
- 予約に空きがある場合のみ受付可能
予約開始はインターネットが0時から、電話が9時からなので、人気の日は朝電話をかけたらもう全部のサイトがうまってることも…



耳の不自由な方、インターネット環境が無い方以外は、インターネットでの予約が確実です。
※1週間前を切った宿泊予約・デイキャンプは電話で問い合わせが必要です。
最大半額⁉シーズンオフの祝前日が狙い目
滝野は泊まる日によって料金が3段階に変わるキャンプ場です。


例えば今回泊まったAキャビンはゴールデンウイークと夏休み期間はなかなかのお値段ですが、それ以外の土・祝・連休(最終日を除く)は9400円、それ以外の日は4700円!
それ以外の日って書かれるとちょっと分かりずらいですが、夏休み期間以外の金曜と日曜も最安値ってことです!
そう考えると結構安い日多くないですか?



私は今回利用した2回とも金曜出発でしたが、金~土で泊まりに行くと、土曜日朝から遊べて、日曜日は家でゆっくり休めるので、大人も子供も疲れが月曜に残らなくて楽でした!
超激戦!ゴールデンウイークの予約は3月から
オートリゾート滝野の予約開始日は日にちが決まっていて、毎年3月1日からスタートします。
それ以降は宿泊したい日の2ヶ月前、同日0時から予約可能。
ただでさえ人気のキャンプ場。
滝野をゴールデンウイークに利用したいな~と思うなら、数日寝られない覚悟をしましょう(笑)
というのも
- 3月1日0時〜 4月20日〜5月1日宿泊分
- 3月2日0時〜 5月2日宿泊分
- 3月3日0時〜 5月3日宿泊分
3月1日は12日分の予約が一斉に始まるため、アクセスが集中!
WEBサイトが固まって入れない!と思ってるうちに希望日が埋まってる!なんてよくある事。
3月1日に希望日が取れなければ、2日の0時にリベンジ。
2日に取れなければ、3日の0時にリベンジ…と、5月のゴールデンウィークに泊まるために予約が取れるまで寝られない日々が続くわけです。
希望日に予約が取れなくても、諦めず何回も予約サイトを覗くこと!
当たり前のことを言うようですが、これには上で書いた滝野の予約ルールが関係しています。
3月1日にゴールデンウイーク前半の予約が取れた人も、あわよくば後半に泊まりたいと思って、深夜の予約合戦に継続チャレンジしているからです。
私は狙っていた日が金曜日だったため競争率が低かったのか、奇跡的に3月1日に希望日の予約を取れましたが、可能なら5月2日~4日の間に泊まりたくて、3月2・3・4日と寝ずに頑張っていました。
しかしハードルは高く、連日惨敗…。
4日の予約が取れなかった時点でお友達に結果報告しようと、朝もう一度予約画面を覗いたら…な、なんと!
昨日の夜中までキャビンはどれも満員だったのに、キャンセルが出たのか、GW前半が数件空いていたのです!
そこで私は察しました。大本命の5月の予約が取れたから、キープしてた前半や平日の予約をキャンセルしたんだと…!
大多数の人が狙いに行くだろう連休の予約合戦の翌朝は、予約状況に変化が起きやすいです。



夜中に起きれなかった人も、朝早くに覗くと思いがけず予約を拾えることがあるので、諦めないでくださいね~
料金システム
滝野はサイト使用料に加えて、施設利用料として1人ずつお金がかかります。
区分 | 料金 |
---|---|
大人(15歳以上) | 870円 |
子供(小・中学生) | 120円 |
幼児(6歳未満) | 無料 |
シルバー(65歳以上) | 630円 |



子供が安いのは嬉しいけど、大人の料金ちょっと高くない?



それがですね!入場料には滝野すずらん公園の入園料が含まれていて、宿泊日当日か翌日、どちらか1日無料で公園で遊ぶことが出来ます。
もし2日間とも遊びたい場合は、大人のみ50円の追加料金で遊べます。(ごごご、50円⁉)
普通に遊びに来ると滝野の入園料大人450円に加えて駐車場代も450円かかりますが、キャンプで泊まると実質2日間の駐車場代が無料になるので、この時点で元が取れているんですね!
滝野すずらん公園を利用しない方にとっては、利用しない公園入場料が含まれることに不満を感じるかもしれませんが、ぜひこの機会に公園にも立ち寄ってみてくださいね。
人数・車の台数が規定以上の場合
Sは大きいので最大10人まで泊まることが出来ますが、6人目以降~1人増えるごとに1050円追加料金がかかります。
備え付けのマットは定員分の6枚しかありませんが、追加料金1050円にはマット代も含まれているため、増えた人数分マットも貸し出してくれるそうですよ。



今回私たちは大人3人、小学生3人で定員が埋まり、未就学児2人がオーバーになりましたが、幼児は無料なので追加料金はかかりませんでした。
幼児は合計人数には含まれますが、入場無料のため追加料金はかかりません。
その代わり、1050円払わないのでマットの貸し出しもありません。
6人以上で泊まる場合、無料幼児のマットはレンタルか持参が必要です。
キャビンの前に停められるのは2台まで。
3台目以降はセンターハウスの駐車場に止めてください、とのことでした。
利用日の2週間前に届くメールは要保存!
利用日が近づくと滝野から予約確認のメールが届きます。
予約したのは2ヶ月前ですから、その間にメンバーが増えたり減ったり、車の台数が変わることもありますよね。
当日に書く受付用紙の人数と年齢で料金を計算するので、人数は多少の増減があっても特に報告する必要はありません。
でも車の台数はとっても大事!
駐車場の確保や滝野の入り口で台数確認にも使われます。増減があった場合はすぐ電話して変更を伝えましょう。
予約メールにはキャンプ場のゲートを開ける暗証番号が書かれています。
利用日当日の流れ
滝野のバンガローは13時から利用可能ですが、チェックイン前から公園で遊ぶことも出来ます。
チェックイン前に遊ぶ場合は領収証を貰っておいて、キャンプ場で受付の時に提示すると、利用料金から公園入場料を引いて計算してくれますよ。
私達は子供たちが学校終わってから集合したので、16時ぐらいに到着です。


滝野の入り口は何ヶ所かありますが、キャンプ場は渓流口から入ります。
普通ならここのゲートで駐車場台450円を払いますが、キャンプ利用者はお金がかかりません。
※もし払ってしまった場合は、センターハウスで領収証を提示すれば差額を引いて計算してもらえます。



こんにちは!キャンプ場でーす



代表者のフルネームをお願いします
ここで予約者の名前を伝えると、宿泊名簿を見て予約を確認してくれます。



ニアさん、お車3台ですね。他の車は後から来ますか?
という感じで、名前だけじゃなく車の台数まできちんと管理されてました。
事前に正しい台数を申請しないと、ここでゴチャゴチャする事になるので気を付けましょう。
そのまま公園内を進むと、滝野の東口駐車場を通り過ぎた所にゲートが見えます。




ここで予約確認メールに書いてあった番号を打ち込みます。
暗証番号は毎日11時に変更になるので、宿泊日ごとに発行されます。連泊する場合、宿泊日じゃない日の番号を打ち込んでも開きませんので気をつけて下さいね。


1台ずつしか通れないので、無理に通らないように気をつけてください。
入場ゲートから入ったら、すぐ左手側にある駐車場に車を止めて、センターハウスで受付をします。


中に入るとカウンターに受付用紙が置いてあるので、必要事項を記入して奥の受付に持って行きましょう。
宿泊者全員のフルネームと年齢を書く欄がありますので、お友達家族と行く場合は、事前に聞いておくと記入がスムーズですよ。
センターハウスから近い!キャビンA
キャビンAは、お風呂や売店、自販機があるセンターハウスに近くて便利です。


どれくらい近いかというと…
入り口から出て目と鼻の先!





ちーかーーーーい!
センターハウスはシャワーや売店などあって、立ち寄る機会が多いので、移動距離が近いのは子連れにありがたいです。


コンパクトで可愛いキャビンA。
さて、さっそく中に入ってみましょう!





うわぁ〜!!!綺麗!
冷蔵庫、ストーブ、テーブル、マットが備え付けで置いてあります。




木の雰囲気がいいですね!
ロフトに行くには、ちょっと急な階段をのぼります。


小さな子が1人で上り下りするのは危ないので、注意が必要ですね。
5帖の広さがあるロフトははこんな感じ。


照明とコンセントがあり、2階でも携帯など充電できます。
子供達はずーっとロフトを秘密基地にして遊んでいました。


車は2台まで停められます
Aキャビンは車1台まで無料。2台目からは1台増えるごとに1050円かかります。
2台目は駐車スペースの後ろの草むらに縦列で止めます。
道路やキャビンの前のタープスペースには止められません。


キャビンによっては芝生スペースが狭く2台止められない所もあるので、2台停めたい方は事前に相談が必要です。
タープ設置可能
キャビンの前は結構大きめのスペースがあって、スクリーンテント・タープを張ることが出来ます。
サイズの目安は 380×350まで。
宿泊用のテントやツールームテントは張れません。


キャビン前に我が家の3m×3mのタープを設置したイメージはこんな感じ。
タープを張ってもまだ芝生スペースが残っていて、遊ばせやすかったです。
我が家は広げるだけで簡単に立てられる簡単タープに、後付けの蚊帳を付けています。
吊るすだけなので、サイズさえ同じなら、どのメーカーのタープにも付けられるのが便利。


虫嫌いの子供達の必需品です〜
最高!ふっかふかのマット付き!
キャビンには備え付けのマットが最初から定員分6枚置いてあります。
これがね…すっごくいいんですよ!


3つ折りのマットで、厚さがあって、表面もレザーっぽくて触り心地もいい!
夏はシーツとタオルケット1枚持って来れば、これを敷布団がわりに寝れるんじゃない?ってくらい。
普段は子供達のお昼寝マット、遊び用マット、来客があった時は寝具に、意外と使えそう⁉


キャンプ用にしては分厚くて、人数分持ち運ぶのは難しそうですが、自宅用と考えると子供のお昼寝マットにもなるし、おねしょしたりジュースこぼしても染みないし、お手入れも楽そうです!
お友達とすぐ検索して、これいいね~!とキャーキャー盛り上がりました。


ロフトにマットを敷いたイメージ。
階段もあるので、上に敷くマットは4枚が限界かな〜と思います。
炊事場・炭捨て場
Aキャビン内には水道がありませんので、外の共同炊事場を利用します。


炊事場はセンサーで近づくと自動で照明が点くので、虫は少なめでした。
今回子供がいるので水場の近くにお願いしたら、本当にキャビンのすぐ隣が炊事場でびっくり!


水タンクも持って行きましたが、ちょっと歩けば水場なので使いませんでした。
洗い物をしながら、芝生で遊ぶ子供達が見守れたので安心でした〜。


炭捨て場も炊事場の所にありますよ。
至れり尽くせり!Sキャビン
2023年の秋にAキャビンを利用し、あまりにも快適だったため、前回利用したママ友と一緒にもう1家族を加え、ゴールデンウイークに即再訪しました!
小5が3人、未就学児が2人、ママ3人のパパ抜き母子キャンプ!


Sキャビンはここ。
こちらもセンターハウスから近く、しかも目の前が広い芝生なので、目が届く範囲で思い切り遊ばせられて過ごしやすかったです。


Sキャビン入り口からセンターハウス方面を見た景色。
そしてこちらが今回泊まるキャビンS!


ドキドキしながら子供たちと、キャビンの中へ!
Sキャビンは玄関から中がほぼフラットで段差が少なくて、車椅子の方でも過ごしやすいようにバリアフリー設計になっています!


玄関から入るとすぐ、広めのトイレがありました。
Aキャビンはトイレが外でしたが、Sキャビンは室内にトイレもついています!
中にはテーブルやストーブ、キッチンに冷蔵庫にテレビまであるので、持っていく物はほとんどありません…。


リビング中央に大きなダイニングテーブルがあって、椅子が2脚、ベンチが1脚あります。


今回私たちが借りたキャビンは給湯器が壊れていてお湯が出なかったので、その代わりなのか電気ケトルが置いてありました。


3畳の小上がりがあるので、ここをベッド代わりにしても良いですね。
階段は急で足の踏み場が少ないので、小さな子が上り下りする際は注意が必要です。


ロフトは広めの7帖。上にもコンセントと照明があります。


感動したのが、階段のところにスライド式のベビーゲートがあった事!しかもロック付き!
階段が急なので、この配慮は子連れにとってありがたいですね~!


親が寝てる時にちびっ子が一人で起きて、階段下りたら大変ですもんね。
キッチンには電磁調理が付いてるので、鍋やフライパンを持ってくれば料理も出来ます。
洗剤やスポンジ、包丁などは無いので持参が必要です。


4月の夜はまだ冷え込むので、ストーブがあって安心でした。
暖房はAキャビンにもありましたが、エアコンまで付いてるのはSキャビンだけ!
夏はSキャビンの方が快適でしょうね。


冷蔵庫もあるのでクーラーボックスに大量の氷もいらないし、テレビがあるので家と変わらない生活が出来ますよ。
これで平日、1万以下で泊まれるのすごくないですか?
しかも今回は3家庭で割ったから、車の追加料金入れても1家庭3千円ちょっとのお支払いでした。



金曜日最高~!
車は2台まで停められる…けどギリギリ!
キャビンの鍵を貰う時、車種の確認をされました。
「大きな車2台だとちょっと厳しいかもしれませんが、軽なら…」と言われ行ってみると


うん、確かに狭いかも…。
その後お友達のステップワゴンが到着し、お互い限界ギリギリまで端に寄せて何とか止めることが出来ました。


今回は軽&乗用車だったので運転席側のドアを開けるくらいの余裕をもって止めれましたが、大きな乗用車2台だったらもっとギチギチになってたかもしれません。


駐車スペースの後ろは草むらになっています。
玄関を使わなくてもテラスから出入りできるので、荷物の搬出入がすっごく楽でした!
広くて平らなのでここにタープを張りたくなりますが、Sキャビンはタープの設置は禁止です。



ええっ、タープ張れないんですか?



テラスがあるので天気関係なくバーベキューや焚火が出来ますし、風も抜けて心地いいですよ~



違うんです…子供たちがキャーキャーうるさいので虫よけの蚊帳を張りたいんです…。
焚火も出来る⁉ウッドテラス
テラスの横にとっても快適な芝生スペースがあるのに、芝生での花火・焚火が禁止なSバンガロー。
じゃあ焚火はどこでやっていいのか聞いたところ、「焚火台を使って、テラスで」と言われてびっくり!



テラスで焚き火って、普通は一番やっちゃダメな所ですよね⁉





テラスが燃えないように、ブロックや板を敷いてください~
背の低いバーベキューコンロや七輪、焚火台などを使うと焦げる恐れがあります。床やテーブルに直接置かず、ブロックや板を敷いて下さいね。
テラスとキャビンの間には大きな網戸があるので、ドアを開けっぱなしに出来て開放的!


テラスの中央にはテーブルとベンチがあるので、持ってくる荷物を減らせますね。
テーブルやイスは固定されていないので、バーベキューコンロや焚火台を置使う時、端に寄せるのも簡単です。




後ろの森から風が抜けて、鳥の声や木々のざわめきが心地よいです。
でも虫が多そうなので、虫よけのタープが張れないのは季節によってかなり厳しい…。
GWにはまだ蚊などのイヤ~な虫はいませんでしたが、蛾やカメムシはいたし、夏は虫よけ対策が必要ですね~。


SキャビンにもAキャビンと同じマットがありました。
ロフトは6枚敷いてぴったりでしたが、写真のように敷くと一人が階段のベビーゲートのすぐ前で寝ることになり、邪魔になっちゃうので…
横並び1列で敷くか、5枚くらいがちょうどいいかな~という感じでした。
センターハウス


滞在中何度もお世話になるセンターハウス。
この中もとっても綺麗で、設備が充実しています。
品ぞろえ豊富な売店
営業時間…8時~20時
特に用事が無くてもふらっと立ち寄りたくなるくらい品ぞろえがいい滝野の売店。
花火やバトミントンなどの子供のオモチャ、電池、ガス、焚き付け、チャッカマン、殺虫剤など、キャンプ場に来てから『あっ!しまった』と思うものが大抵揃っています。


感動するのが調味料やレトルトコーナー。
ホットケーキミックスや、パスタのソース、お餅やスープカレー、めんつゆやオムライスの素など『それもキャンプ場で食べちゃう⁉』という物まで並んでいて、目からウロコ!


炭や薪も売っています。
薪は細く切りそろえられていて、使いやすそうでした。


無料で使えるシャワー
利用時間…7時~11時・13時~22時


男湯と女湯の出口のところにアイス自販機があって、かなりの確率でお風呂上がりのアイスを要求されます(笑)
小銭を用意していきましょう。


滝野のシャワーは完全個室ではなく、洗い場が仕切られている大浴場風。
うっかり忘れちゃった場合は…


ガチャガチャ!
100円でボディーソープ・シャンプー・コンディショナーがセットになって出てきます!
売店は20時に終わっちゃうので、閉店後にも利用できて助かります~


洗濯&乾燥機もあって、洗剤と柔軟剤が入ったガチャガチャもありました。


脱衣所の混雑を防ぐため、ドライヤーはトイレに設置されています。



うちの子はドライヤー中じっとしていられないので、鏡の前でアイス食べさせながら髪を乾かしました(笑)
ごみの分別
ゴミの分別は8種類に分けます。
札幌近郊に住んでるならいつも通りの分別なので特に悩むことはないと思いますが、別の地方から来る方は、キャンプ場にしては細かい分別に驚くかもしれませんね。




網やキャンプ用品、壊れた家電などの燃えないゴミは持ち帰りなので注意です。


ゴミステーションはゲートを出たところなので、帰り際に捨てられますよ。
キャンプ場での様子
滝野を初めて利用した日は、中秋の名月と言われる十五夜の日でした。
4年生の息子とお友達の娘ちゃんは違う学校でしたが、たまたま同じ満月を観察する宿題が出ていたこともあり、みんなで満月を観察。
Aキャビン周辺は真っ暗で邪魔する光が無かったので、星の観察に適していました。
雲のない空に大きな満月がまぶしく、国際宇宙ステーションなど人工衛星の通過も見られて、とてもいい夜を過ごせました。


9月末は朝方の気温が1桁になる日もありましたが、キャビンの中は温かくて暖房を付けなくて平気だったし、虫も全然気になりませんでした。
Sキャビンを利用した4月末は夜になるとグッと冷え込んだので、この時は少し暖房を付けました。
どちらの季節も冷え込みを考慮して温かい上着を用意していきましたが、やはり想像以上に寒くなった時、暖房があると心強いです。


夕食は、子供たちを見ながら手の込んだ料理は出来ないので、煮るだけ焼くだけの時短メニュー。
- 家で全ての具材を切ってきて煮るだけ!鍋ラーメン
- 現地で焼くだけ!野菜の豚肉巻き(ネギ・エノキ・もやし・アスパラ)
- bibigoの冷凍チジミ ←美味しい!
- ジップロックに入れて来ただけ!浅漬け
メインの鍋は、家で下ごしらえをすれば現地でパパっとボリュームあるご飯が食べられて、ぽかぽか身体も温まり、ついでに蒸気で室内も温まる、一石三鳥のキャンプ飯!



浅漬けも、ジップロックに入れてくるだけで夕食の頃には食べごろに!キャンプ飯は肉多めで野菜が少なくなりがちなので、漬物の塩気がさっぱりして、良い箸休めになっておススメです。


夜は子供達お楽しみの花火!
芝を焼かないように、コンクリートの上で、手持ち花火のみOKです。
あとは4月なのに大きな蛾が飛んできてびっくりしました。さすが山…!
室内にも、夜になるとどこからかカメムシが入ってきて、子供達キャーキャー。
10月、4月、5月はカメムシが室内に侵入してくるようで、キャビンにも注意事項として書かれていました。
カメムシは殺虫剤があまり効かないので、普通に手で捕まえるくらいしか駆除の方法がないんですよね…。
どうしても苦手な方はカメムシの発生する春と秋を避けるか、捕獲用のガムテープ持参がおススメです(笑)


今回集まったメンバーは、上の子達が赤ちゃんの時に、児童館で意気投合したmama達。もう10年近いお付き合いです。
小っちゃかった子供たちも大きくなって、顔つきもすっかり大人びちゃって。親戚のような感慨深さを感じます。
もう2年したら中学生になって、みんなそれぞれ忙しくなって、親と出かけるの嫌がるようになって…?(笑)



あと何年こうして一緒に集まって遊べるのかな~。
そう考えると、子どもと過ごせる時間は有限で貴重ですね。
滝野すずらん公園
キャンプ場の利用料には滝野の入園料が含まれているので、せっかく来たなら国立公園を散策して帰ってください。初めて行くと、びっくりしますよ。
その半端ない大きさに…!
私も初めて行った時、ちょっと大きな公園かな、程度に考えてサンダルで行ったら大失敗!一個一個の遊具もでかいし、距離あるし、すっごい園内を歩きます。
子供の付き添いで〜程度に思ってたら痛い目見るので(笑)大人も山にハイキング行くくらいの気持ちで、歩きやすく動きやすい靴と服装で行きましょう。
抱っこ抱っこのチビちゃんがいる家庭は、数に限りがありますがベビーカーの貸し出しもありますよ。




滝野は季節ごとに色んな花が咲き、フォトスポットもたくさんあるので、写真撮影目当ての立派なカメラを持ったお客さんもたくさん。


どこにカメラを向けても素敵な写真が撮れますよ!
子供たちが楽しめる遊具が集まっているのは『こどもの谷』です。


このピンクの看板が子供の谷全体の案内図なんですが、移動距離のハンパなさ伝わります?(笑)
ちなみに溶岩滑り台のサイズ感がこちら。


写りこんだ豆粒みたいな人で、大きさが分かると思いますが、溶岩滑り台はヘルメットが必要です。



ヘルメットが必要なすべり台って(笑)
公園内をぐるっと回るスタンプラリーや、子供たちが大好きなふわふわの遊具もありますよ!


裸足だと簡単に登れますが、あえて靴下を履いたまま上まで登るチャレンジをする高学年チーム。
飛んだり、跳ねたり、走ったり、転がったり、ずーっと遊んでいました。


金曜から泊まって土曜にチェックアウトすると、明日も休みだ!っていう開放感があるので、思いっきり遊べていいですね。
6月ごろから森のせせらぎで水遊びも出来るようになります。


とっても浅いので、小さな子でも安心して遊ばせられます。6月以降に来るときは、水遊び用の着替え持参がおススメですね。
とんでもない規模の遊びといえば、これもおすすめ。広い坂で、軽くて柔らかい巨大なボールを押して遊べます。


うんしょ、うんしょと山の上までボールを運ぶのも楽しいですが、上から下に転がしたボールをハチャメチャに追いかけるのも楽しいです。
芝生の丘って、転がったり走り下りたりするの気持ちいいですよね~


外が寒かったり、日差しが強すぎるときは、屋内でも遊べますよ。
虹の巣ドームにはロッカーや休憩室もあるので、園内散策の拠点としても使えます。
園内にはキッチンカーや売店、自販機やレストランもあるので、食事の心配もいりません。
滝野すずらん公園だけを目的に行くと、駐車場と大人の入園料だけで1000円近くかかりますが、キャンプのついでに立ち寄れば、駐車場料金も入園料もかからずお得に楽しめます!
チェックアウト後も思う存分、子供たちの体力が尽きるまで遊んで帰ってくださいね!
オートリゾート滝野 まとめ
今回初めて滝野のキャンプ場を利用しましたが、バンガローなので設置の手間がない上に、我が家からも近いので、平日に子供が学校から帰って来るのを待って出発しても全然時間に余裕がありました。
山の奥深くに来たような自然を感じられるのに、30分走って羊ヶ丘通りまで行けば病院も買い物できる場所もたくさんあり、自然と利便性を兼ね備えたキャンプ場です。
怪我しても熱が出てもすぐに帰れる安心感はすごいですね!
仕事が終わってキャンプ場に合流したり、早めにチェックアウトしてそのまま出勤出来そうな、街との距離感も最高。
- なかなか家族と休みが合わなくて一緒に出かけれない、ワーママやワーパパ。
- いきなり本格的な山の中に行くのが不安…という初心者キャンパー
- キャンプだけだと子供が楽しめるか心配な子連れキャンパー
にもおススメしたいキャンプ場でした。
アクセス方法
〒005-0862 北海道札幌市南区滝野247
オートリゾート滝野の入場ゲートにナビを設定しました。その他のオプションをクリックすれば、現在地からのルートやかかる時間を調べられます。
すぐ向かう方はそのままナビすればゲートまで行けるので、広大な滝野すずらん公園で入り口を探して迷う心配もありませんよ!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
この記事が、皆さんの楽しいお出かけの助けになりますように。
ではまた!
3月1日から!