名寄のサンピラーパーク内にある森の休暇村にはとても素敵なコテージがあります。
通年利用出来るうえに、暖房、エアコン完備、調理器具や寝具も揃っているので、持ち物を大幅に減らせて準備もラクチン。
6人用コテージ、バリアフリーコテージの他に、センターハウスも貸し切りできるので、用途や人数に合わせて泊まる場所も選べます。
サンピラーパーク内には屋外遊具や屋内遊技場、天文台もあるので、子供も飽きずに楽しい時間を過ごせますよ。
Near.我が家は今回、大人気のコテージ…ではなく、管理人さんがいるセンターハウスに宿泊しました!
センターハウスは20人まで泊まることが出来、会議テーブルやホワイトボード、音響設備も揃っています。
1家庭で利用するには割高ですが、大人数で利用するなら、設備十分で荷物も軽く済むので割安ですよ!
このブログではセンターハウスに宿泊した経験を元に
- センターハウスにある物
- センターハウス内の様子
- 使用上の注意・ゴミ
- サンピラーパーク周辺施設
を紹介していきたいと思います。
「6人用コテージがなかなか予約できない…」という方や、「センターハウスって…泊まれるの⁉」という方。大人数で利用できる宿泊場所やレク、会議、宴会、パーティー会場をお探しの方はぜひ最後まで見て行ってくださいね。
名寄サンピラーパーク 森の休暇村 基本情報
- 施設名称…名寄サンピラーパーク 森の休暇村
- 住所…〒096-0066 北海道名寄市日進147-157
- 問い合わせ…01654‐3‐9555
- チェックイン…15時~18時
- チェックアウト…翌8時~10時
- キャンセル規定…前日まで無料・当日は全額
- 公式サイト…http://www.morino-kyukamura.jp/
施設利用料金


| センターハウス | 20000円 | 20名まで |
| コテージ | 12000円 | 6名まで |
| テント | 3000円 | (デイキャンプは半額) |
森の休暇村は、施設の利用料金を払えば何人泊っても料金は一律です。
上記の料金は税抜き価格なので、私がセンターハウスに泊まった時は10%の税が加わり、1泊22000円を支払いました。
センターハウス
名寄で仕事が入るたび、ここを宿代わりに使いたいと電話し続けて数年。毎年夏は大人気で、なかなか泊まりたい日にコテージの予約が取れませんでした。
2025年、よくよくホームページを見てみると、センターハウスにも泊まれることを発見。
1泊2万円ですが、我が家は従業員も一緒に泊まるので、どこかの宿に人数分部屋を取るぐらいなら料金的には変わらんと、思い切ってセンターハウスを予約してみました。


奥に写っているのが6人用コテージ。
そして手前に写っているのが、管理人さんがいるセンターハウスです。
到着した時、子供達がどこに泊まるの?と聞いてきたので、これだよ?と指さしたらえええー!とびっくりしていました(笑)
チェックイン
センターハウスのチェックインは15時から18時まで。
20時まで管理人さんがいてくれるので、連絡すれば多少遅れるのは大丈夫みたいですが、なるべく18時厳守でお願いします、とのこと。


特にセンターハウスは設備が多く、到着後に一緒に館内を回りながら、注意事項や使用方法の説明もしてくれるので、余裕をもって到着した方が双方にとっても安心です。
センターハウスは普段解放されていて、キャンプ場利用者がトイレやシャワーを使ったり、入って休むことが出来るそうですが、宿泊者がいる場合は管理人受付横の自動扉が施錠されて、他の利用者が入れないようにしてくれます。


子供たちは「貸し切りだ~!すごーい!」と盛り上がっていましたが
せっかく来たからセンターハウスの中も見たいな、と思っていた方や、綺麗な中のトイレやシャワーを利用する予定で来たキャンパーさんは、私たちが滞在している間入れないのでちょっと申し訳ない気持ちになります…(笑)



滞在中、間違って中に入ってくる方や、外のガラス窓からじっと中を覗く方、実際にいました。
センターハウス利用したかったですよね~すいません!
エアコンは1階と2階に付いていて、終始快適に過ごせました。
1階にあるのは管理人室、洗面室、シャワー室、調理室、トイレ。
階段を上って吹き抜けの2階が会議室(就寝スペース)です。


広いし綺麗だし、子供たちがはしゃいで走り回っても全然気になりません。
では順番に1階から探検していきますね。
洗面室
ズラッと並んだ洗面所の向かいには、洗濯機と乾燥機があります。
無料で自由に使うことが出来ますが、洗剤や柔軟剤などは無いので、滞在中の洗濯を考えてる方は持参が必要です。


奥の扉2つはシャワー室。センターハウス宿泊者は24時間好きな時間に利用できます。
脱衣所にはカゴとマットがありました。


シャンプー等やバスタオルは無いので、持参が必要です。
調理室
予約時に「調理器具は何がありますか?」と聞くと、「ハシ以外は大体あります」と言われた調理室。
実際現地で確認すると、もう十分です、と言いたくなるくらい設備が整っていましたよ。


大きな冷凍・冷蔵庫があるので夏場の食材管理も安心です。
持ってきた食材を冷やすのはもちろん、ビールや氷、アイスなども保存しておけますね。
蛇口は4つあるので、みんなで並んで作業するのも広々。


シンクには洗剤やスポンジも用意してくれています。


2口のIHコンロは2つ。その下にボールやザル、まな板、鍋も入っています。


片手鍋や両手鍋。写真だと大きさが伝わりづらいですが、すき焼き鍋や土鍋が大きくて、これ何人用⁉そして何個あるの⁉と笑ってしまいました。




これだけ大きな鍋がたくさんあれば、みんなで一斉にすき焼きや鍋も楽しめますね。



てか書きながら思いましたが、土鍋ってIHで使えないですよね?私が見落としただけで、カセットコンロもあったのか、IH式コンロじゃなくてヒーター式のコンロだったのか、ちょっと分かりません。土鍋を使いたい方は、予約の際に確認してくださいね~


電子レンジは2つ、炊飯器が3つ、湯沸かしポットも3つ。
ホットプレートはまだまだありました。こんなに一気に肉焼くことある?ってくらい。







炊飯器、ホットプレート、ポット、充電、大人数で一気に使うとブレーカー落ちちゃうから、様子見ながら気を付けてね。
と最初の説明で言われましたが、これ全部使ったらそりゃ落ちるよ、と管理人さんにツッコミ。


調理器具はこんな感じ。ピーラーや包丁、しゃもじにお玉などもあります。
上の棚には食器やコップ類も入っていました。




ハシだけが無いので、カトラリーは持参が必要です。


あとは大量のホットプレートをつないだり、みんなで充電するために、なっがーい延長コードも数本あります。



もう何でもある!至れり尽くせり!
トイレ


広くて使いやすいユニバーサルトイレ。
トイレは別にあるので、ここは着替える部屋や授乳室としても使えそうですね。




男女に分かれてトイレもありました。
室内にあるので虫もいないし綺麗だし、キャンプ場利用者はこっちのトイレ使いたくなりますよね~
リビング
1階リビングには最初からテーブルとイスが用意されています。
足りない場合は会議用の長テーブルも階段下にありましたよ。


正面玄関は自動ドアになっているんですが、滞在中は手動開閉に切り替えてくれます。
間違って人が入ってきてしまうので、施錠&パーテーションで目隠しを忘れないようにしましょう。
管理人さんが20時までいてくれるので、分からない事があれば管理人室のドアをノックすればすぐ来てくれます。


我が家も最初テレビが見れなくて、管理人さんに助けてもらいました。



テレビの後ろにケーブルがあるから、BSと地デジ、見たい方に挿し変えてみて~



え!線いじっていいんですか?
対処法を聞くとなんてことないんですけど、設定勝手に変えていいのかな、配線いじっていいのかな、と一瞬躊躇しちゃいますよね。
テレビが付かないときは前の方がBSにしてるかもしれないので、後ろをチェックしてみて下さいね。


陽も落ちてきたころ、待てども待てども他のスタッフ達が到着しないので確認すると、途中で車が故障してまだ札幌の車屋さんにいることが判明。
学校と仕事が終わってから夜に2人来ることは分かっていたのですが、それまでこの広いセンターハウスに私と子供と3人だけ!



贅沢通り越して、ちょっと心細い!
たまたまこの日サンピラーパーク周辺でクマの痕跡が見つかり貼り紙もされていて、怖くなってきたのか下の子のテンションが下がり始めたので、子供たちが退屈しないように音楽をかけて、センターハウス全体を使ってかくれんぼや宝探しをして遊びました。
大きな建物全部を使ってするかくれんぼは、体の大きな小6の息子や大人も隠れ甲斐があって、結構本気で遊べましたよ。
2階会議室・就寝スペース
2階は広ーいホールのようになっていて、走っても騒いでも踊っても転がっても問題ないくらい何もありません。
この広さを活かして縄跳びとか、風船とか持ってきたら楽しかっただろうな、と子供達。
エアコンもあるので、夏も涼しく快適です。


2日目には他の人たちも合流して8人で布団を敷いて寝ましたが、それでも有り余るスペース。
MAXの20枚敷いても、隣の布団とぎゅうぎゅうにはならなさそうです。
テーブルを片付ければ下の階にも寝れるので、男女で上の階と下の階で分かれて寝ることも出来そうですね。




布団は押し入れから必要な分出して使います。
翌朝チェックアウトするときは、使った布団は押し入れに戻さず、シーツだけ外して畳んで置いておいてください、とのことでした。
写真を撮り忘れましたが、2階には会議用のホワイトボードがあり、管理人さんにお願いしてマジックを借りてお絵描きも出来ました。
森の休暇村 留意・禁止事項
- チェックアウト…8時~10時
- 管理人の常駐時間…8時~20時
- 夜間早朝、キャンプ場入り口のカーゲートが閉まっている場合は受付時に貰えるカードキーで開閉可能
- センターハウス・コテージは禁煙
- 芝生内への車両侵入・駐停車は禁止
- コテージ周辺でのテント・タープ設置禁止
- 発電機の利用禁止
- 焚き火は全て禁止(焚き火台を使っても不可)
- 花火は手持ち花火のみOK
- 花火はコンクリートの所でのみ行い、芝生やコテージ周りではやらない。
- コテージ利用者への面会は20時まで。
- 夜間、入村手続きをしていない方の宿泊・面会は禁止。



チェックアウトは管理人さんが来てからの8時~が基本ですが、それよりも早く出発したい場合は事前に管理人さんに申し出て下さい。鍵の返却方法などについて教えてくれます。
ゴミ処理方法
ゴミは原則持ち帰りです。
希望者は有料のごみ袋を購入すれば捨てて帰ることが出来ますが、分別が結構細かくて複雑なので、注意が必要です。
- 生ごみ袋…100円
- 炭化ゴミ袋…200円
- プラスチック容器袋…200円
- 埋め立てゴミ袋…200円


おむつや紙くずが炭化ゴミ(燃えるゴミってこと?)、割りばしや竹串、貝殻、花火の燃えカスが埋め立てゴミなど、札幌周辺では見られない分別方法に混乱する方も多いかと思います。
分別を間違えると引き取ってもらえないので、↑この写真をスクショして、いつでも見られるようにしておきましょう(笑)



我が家はスタッフみんなに分別の説明をするのが面倒くさいので、最初から自分の住む市の指定ごみ袋を持参して、全て持ち帰りました。慣れた分別が一番ラク!


ゴミはゴミ捨て場があるわけではなく、管理人さんが分別のチェックをして、管理棟で引き取ってもらいます。
ちなみに、ビン・缶・ペットボトルは、きちんと処理すれば無料で捨てられます。


- 缶・ペットボトルは潰さない
- ペットボトルはキャップとラベルを取り除く
- 飲みかけの飲料やたばこの吸い殻、ゴミを入れた状態で捨てない
ビン缶ペットボトル専用のごみ箱は、センターハウス横に置いてありますよ。


その他施設
ここから先は、利用したわけではないのでサラッと紹介する程度です。
今回初めて訪れましたが、サンピラーパークの中には色々な施設が建っているんですね!


仕事で来ていて、子供たちが万が一遊びたーい!と言っても寄る時間が無いため、無言で通り過ぎましたが(笑)
休暇村コテージの目の前には天文台【きたすばる】があります。
なよろ市立天文台 きたすばる


- 休館日…月曜日(月曜祝日の場合は翌日)・毎月最終火曜日
- 開館時間…13時~21時30分(最終入館21時)




入館料さえ払えばプラネタリウムは無料で見ることが出来ます。
太陽を観測している太陽望遠鏡もあり、望遠鏡を通して撮影された映像は1階の展示室の大型モニターで見ることが出来るのだとか。



毎年ペルセウス座流星群をチェックしている私にとって、コテージの目の前が天文台とかヨダレが出るほど素敵なロケーション!
今回はスルーせざるを得ませんでしたが、次利用するなら星が良く見える季節を狙って泊まりたいです。
天体に興味がある方はぜひ訪れてみて欲しいですね。
集いのゾーン
子供たちが一日楽しめそうなのは、集いのゾーン。


キレイな芝生に屋外遊具、ふわふわドームに、水遊び広場もあります。
サンピラー交流館の中には、通年遊べるコンビネーション遊具の他に、多目的ホールでもバトミントンや卓球などして、広々遊べます。
毎年ふわふわの遊具をたくさん設置して開催される【ワクワクキッズフェスタ】の日に合わせて泊まったら、時間を気にせず1日楽しめますね。
サンピラーパークで何をして遊べるのかもっと詳しく知りたい方は、公式ホームページをご覧ください。
サンピラーパーク 森の休暇村 まとめ


所在地
〒096-0066 北海道名寄市日進147−147−2
▲サンピラーパーク森の休暇村までナビを設定しました。【その他の設定】から地点を入力すると、休暇村までのルートやかかる時間を調べられますよ。
持参が必要な物
- ハシ
- シャンプーなどのお風呂道具
- タオル関係
- 洗濯をするなら洗剤
- 料理をするなら食材
子連れチェックポイント
- 公園や天文台、屋内遊戯施設や体験工房もあり、子供が退屈しない
- びっくりするくらい建物がキレイ
- 冷房・暖房完備で季節問わず利用できる
- 調理器具が揃い過ぎてて何もいらない
- 個人利用だけじゃなく、お楽しみ会やイベント会場としても使えそうな規模。
- 湯沸かしポットがあるので調乳もラクチン
- 洗濯機と乾燥機があるので服を汚してもすぐ洗える
- 花火が出来る
- 建物の広さを活かした遊びが出来る
- 会議用のホワイトボードでお絵描きできる
- 音源を持ち込めばカラオケできる
- 外に出てすぐ自動販売機がある
子連れ設定でセンターハウスのメリットを思いつくだけ並べましたが、やっぱり1家庭で利用するには広すぎて持て余しますね(笑)個人利用するなら、お友達や複数の家庭で集まると、子供も走り回って遊べて楽しいんじゃないかな~と思います。
合宿や研修、イベントなど、アイデア次第で色々使い勝手の良さそうな建物だな~と思いましたよ。



とにかく快適過ぎました!また行きたい~
最後まで読んでいただきありがとうございました。
▼設備が整った至れり尽くせりなコテージをお探しでしたら、ここも良いですよ!















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