子供が楽しめる要素が多く、ファミリーに大人気の日高沙流川オートキャンプ場。
水遊び、川遊び、アスレチック、バーベキューに、無料で使えるピザ窯と、アクティビティが盛りだくさんで子供が退屈しません。
車を横付けできるオートサイトや電源サイト、ペット連れで利用できるサイトにバンガローもあり、家族の状況によって泊まり方も選べます。
日高の雄大な自然と、適度に整えられたキャンプ場のバランスが良く、キャンプ初心者でも不便なく自然の中で過ごすことが出来ますよ。
Near.我が家は2017年にBバンガロー、2025年にAバンガローを利用しました。
バンガローの中の様子も含め、写真多めで紹介していきますので、どうぞ最後まで見て行ってくださいね。
お急ぎの方は目次からスキップして読み飛ばすことも出来ますよ。
日高沙流川オートキャンプ場 基本情報
- 正式名称…日高沙流川オートキャンプ場
- 住所…〒055-2315 北海道沙流郡日高町富岡444
- 問い合わせ…01457‐6‐2922
- チェックイン…13時(土曜日は12時から)~17時
- チェックアウト…翌11時
- 施設利用料…100円(小学生以上)
- キャンセル規定…なし・無料
NEW
テントサイト


以前はオートサイトCとバンガローしかWEB予約できませんでしたが、2025年からオートサイトA・フリーサイトもWEB予約出来るようになりました!
| 料金 | 目安 | 駐車数 | 予約 | |
|---|---|---|---|---|
| オートA | 2500円 | テント2 タープ1 | 2台 | WEB 90日前~ |
| オートB | 1900円 | テント1 タープ1 | 1台 | TEL 4月7日~ 5月20日~ |
| オートB 電源あり | 3000円 | テント1 タープ1 | 1台 | TEL 4月7日~ 5月20日~ |
| オートC (ペット可) | 1300円 | テント1 タープ1 | 1台 | WEB 90日前~ |
| フリー | 2500円 700円 400円 | テント1 タープ1 | 不可 駐車場へ | WEB 90日前~ |
オートAは区画も駐車スペースも広いので、グループキャンプにぴったり。駐車場も広いので、大型車やキャンピングカーを横付けすることも出来ます。
オートサイトCは犬同伴OKのエリアで、近くにドックランも併設されています。
バンガロー


以前、お友達と2家庭で利用するのにバンガローが1棟しか空いてない時があり、予約するか迷っていたら、バンガロー前に700円でテントが張れると教えてもらえました。
フリーサイト扱いで予約し、車は駐車場に止めれば、バンガロー前に宿泊テントを張ることが出来るそうです。



もしバンガローを定員以上で利用したい場合や、バンガローとテントを一緒に使いたい方は、WEB予約前にスタッフさんに電話して聞いてみてくださいね。
キャンプ場のアクティビティ
子連れでキャンプ場に行く時、子供が退屈しないように、遊具はあるか、何して遊べるか、気になるところですよね。
結論から言うと、日高沙流川オートキャンプ場は遊具も川もあり、とても子供が遊びやすいキャンプ場ですよ。
順番に紹介していきますね!
アスレチック広場
日高沙流川オートキャンプ場には大きなアスレチック遊具があります。


対象年齢が6歳から12歳の遊具なので小さい子には少し難易度が高めですが、バランスをとって渡っていく丸太の遊具やターザンロープもあるので、大人が補助してあげれば小さな子でも遊べますよ。


草むらも広いし、アスレチック広場の近くはテント設営禁止なので、ボール遊びやシャボン玉など、ちょっとした走り回る遊びもこちらで出来そうです。


じゃぷじゃぷ池
キャンプ場の奥、オートサイトBと電源付きオートサイトの間に遊水池があります。


夏はこの中に入って水遊びも気持ちよさそうですね!
訪れる時期によっては、池の底の石がちょっとコケが生えていて、素足で入るのがちょっと危ない時があるかもしれません。ウォーターシューズや水遊び用のサンダルがあると遊びやすいと思います。


大きなカエルやアメンボ、トンボなど色んな生き物がいるので、水遊び道具の他に透明な虫かごや虫取り網、バケツなど持ってくると、生き物を捕まえて観察も楽しめます。



息子は手のひらサイズの大きなカエルを捕まえてビビりまくっていましたよ~。
ヤマメのつかみ取り体験
毎年夏休みになると、キャンプ場内の池にヤマメが放されて、小学生以下の子供たちが無料でつかみ取りできる日があります。
上手く捕まえれば夜ご飯に新鮮なヤマメを食べることが出来るので、とっても人気のイベントです。
夏休み前になるとキャンプ場のホームページやフェイスブック、インスタなどで毎年告知されるので、その日に合わせてキャンプ場を予約してもいいですね!
おもしろ自転車 ※現在は遊べません
2017年に利用した時は、自転車が無料で借りられて、広いキャンプ場内を乗って遊ぶことが出来ました。




三輪車だったので、自転車練習中の子でもペダルをこいで遊べてよかったんですが
2025年に利用した時は自転車が1台も無くなっていました。
いつから撤去されてしまったのか分かりませんが、現在は自転車で遊べないようです。残念。


沙流川で川遊び
電源サイトのあたりに行くと、キャンプ場の横を流れる沙流川に降りていける場所があります。
みんな当たり前のように河原で遊んでいるので、階段とかあるのかな?と思っていたら
え?これ本当に行っていいやつ?と一瞬不安になるくらいの急な坂。いや、崖?(笑)


一応坂にネットはかけてあるんですが、降りるのも上がるのも一苦労。
小さい子は転んじゃうかもしれないので、川の方に行く時は必ず保護者の見守りが必要です。


川の中に入って川釣りしてる方や、石を積み上げてプールを作って遊んでいるアクテビティ団体もいました。
自然の川は天気によって水量が変わったり、流れが速くなることがあるので、安全に遊べるかどうかの確認は必ず大人がしてあげてくださいね。
ピザ窯レンタル(予約制)
キャンプ場利用者なら無料で使えるバーベキューコーナー(予約制)の隅に、ピザ窯があります。


貸してもらえるのはピザ窯だけで、薪とピザ生地・具材は自分で用意する必要があります。
初めての時はスタッフが教えてくれるそうなので、予約時にお手伝い希望の有無を伝えてください。


ピザ窯の利用時間は1団体40分なので、火を起こして生地こねてトッピングして~とゆっくりしていると、あっという間に時間になってしまいます。
ピザ生地は事前にコネてきたり、具材はカットしてくるなど工夫するとスムーズですよ。


キャンプ場 宿泊レポ


キャンプ場に着いたらまず管理棟で受付をします。
チェックイン時間は13時~17時(土曜は12時~チェックイン可)


料金を支払ったら鍵を貰えます。
2025年に利用した時は2泊だったんですが、天気予報は滞在中ずっと不安定で、今晩から大雨の予定。



2泊分まとめて今払っちゃいます?とりあえず1日分でもいいですよ



え?どういう…



小さなお子さん、帰りたくなったりしません?



あ~!雨とか雷とか虫とか体調不良とか…



明日のチェックアウト時間までに答えだして、もう一泊するようならその時に明日の分お支払いでもいいですよ。



ありがとうございます~!そうします!
さすが、たくさんのファミリーキャンパーを受け入れてるキャンプ場の管理人さん!何が起こるか分からない子連れキャンプの事情を分かってくださってる~!
お金払っちゃうと無理やりにでもキャンプ続けたくなりますが、翌日の分を別に払えるなら、冷静に子供たちの様子や天気を見ながらもう一日キャンプを続けるか考えられますよね。
バンガローなので天気の心配はしてませんでしたが、チビ達が早く帰りたがる可能性は考えていませんでいた。
連泊する方で不安がある方は、そういう支払い方も出来るので聞いてみてくださいね。
Bバンガロー(トイレ・シンク付き)
初めて利用したのは2017年9月、息子4歳。キャンプデビュー2年目。
道具も何から揃えていけば良いか分からない、素人キャンパーの頃にこちらを利用しました。
バーベキューコンロもテーブルもまだ持ってなかったので、準備する道具を減らせたのは助かりました。


息子がトイトレ中だったので、トイレとシンクが付いたバンガローBを予約。
8月中は全然空きが無くて大人気のバンガローBですが、9月の平日は結構空いていて、すんなり予約することが出来ました。


バンガロー泊の良いところは、準備することがほとんどない所ですね(笑)
荷物をおろしてタープテントを張ったら、キャンプ準備終了!


Bバンガローの中は板張りで、とってもきれいです!
Bにはシンクとトイレとロフトが付いてます。
換気扇があるので、カセットコンロがあれば簡単な調理くらいは中で出来るかもしれません。
あとからAバンガローの紹介もしますが、よく見ると窓もBの方がしっかりしていて、きちんとサッシがあります。





バンガローAは定員4名に対して、Bは定員5名なので、3人家族で利用するには広々してて贅沢な感じがしますね~。
ロフトの上も広く、大人4人くらい横になれそうです。


バンガローAとBでは1200円くらいの差があるんですが、息子がトイレトレーニング中だったので、すぐトイレに行ける環境は大事。室内なので、トイレに虫も居ません(笑)


夜中のトイレも、いちいち外に出なくていいのが楽ちんでした。
暗くなってきたので、タープを張って急いで夕食準備。


車はバンガローの右側に1台、タープテントは無料で設置出来ます。
まだキャンプ道具を揃え始めたばかりの我が家が、最優先で購入した物は…タープ&蚊帳!
吊り下げ式なのですっぽり覆われて虫の侵入も少ないし、テントが壊れて別メーカーに買い換えたとしても、サイズが同じなら使えるので、汎用性も高い!
寒くなると、匂いと暖かい空気に誘われてハエがたくさん寄ってくるんですよね…。
この時も夕方気温が下がってくると、テントの屋根と蚊帳の間にたくさんハエがとまっていましたが、中には1匹も入ってきませんでした!



買ってよかった!
バーベキューをするなら、現地にはコンクリートブロックの炉しかないので、鉄板や金網が必要です。


持って行った網が炉の幅より小さくて焦りましたが、ブロックは積み上げられてるだけで固定されてなかったので、真ん中にずらして解決しました。ほっ。
今となってはネタなんですが、このキャンプ場を利用したのは9月の半ば。
夜の格好にしては、ずいぶん薄着だと思いませんか…?
北海道の9月は、日中の温かさと夜の寒暖差が徐々に大きくなり始めるころで、日によっては朝方の気温が10度近くなることも。


なので、電気ヒーターや上着、毛布、長袖のパジャマなど持って行った方が良いかな~と考えていたのに
日中あまりにも天気が良くて暑かったため、すっかり頭から防寒対策が消えてしまい
持ってくの忘れました!
結果的に言うと、夜中1時くらいから急激に…
ほんと一気に冷えて、冷え性の私は寝れないくらい寒かったです。(夫と息子は寝てましたけどね)
9月の冷え込み、舐めてましたよ…!
寝不足の上に体中冷えてたので、朝日が出たら外に出てガンガン火起こして、炭火で暖取りながらお湯沸かしてインスタントみそ汁飲みました。
いくら窓がしっかりしてるとはいえ、断熱もしていないログハウスです。秋にキャンプ行く方は本当に、防寒対策を忘れないで下さいね…。
いくら日中が温かいからって、間違っても半袖・短パンで行ったらいけませんよ(笑)



この経験をもとに、これ以降キャンプ行く時は寒暖差を考慮して、必ず長袖長ズボンとアウターを荷物に入れるようにしています。反省。
Aバンガロー
2017年の利用から8年後、2025年に再訪です。今度はお友達とAバンガローを予約しました。
4歳だった息子は小学6年生に。更に下の妹も産まれて5歳になりました。子供の成長は早い…


ロフトが無いので、Bバンガローより少し小さめの造りです。
バンガローの前は広い芝生なので、タープテントを張ってもまだ余裕があり、芝生で広々遊べます。


今回はお友達と2棟並びで予約したので、遊べるスペースも広く取ることが出来ました。



とはいえ、2泊3日したうちのほとんどが雨で、キャンセルも相次ぎ全然お客さんがいなかったので、芝は走り回り放題でしたけどね…(笑)


いつもの四角いタープテントを持って行く予定でしたが、出発時点で滞在中ずっと降ったりやんだりの雨予報だったので、長時間タープの中で過ごしても苦じゃないようにトンネルテントを持って行きました。
トンネルテントは、中にインナーテントを付けなければ大型のタープテントとして使えます。



バンガロー前に宿泊テントを張ると700円別料金がかかるので、念のため管理人さんに確認すると、インナーテントを付けず中で寝なければ大丈夫とのことでした。


Aバンガローの中はタイルカーペットです。
玄関が無いので、下駄箱が中に置いてあります。コンセントと、照明はスポットライトが1つ。
窓は木枠で、曇りガラスの1枚窓でした。


8月は問題なく過ごせましたが、9月は窓際スースーで寒いかもしれませんね…(蘇るトラウマ)
雨でなかなか外遊びが出来ないので、時間をかけて子供たちと料理やおやつ作りを楽しみました。
6年生の上の子たちは野菜の皮をむいて油で揚げて、フライドポテトやポテチを作ったり
チビ達にはホットケーキミックスの粉を固めに練って、ピザづくりを手伝ってもらいました。


小学6年生ともなると調理実習もしてるので、切ったり焼いたりはお手の物。洗い物も任せられたので本当に助かりました。
火おこしいらずで焼き肉が出来る!ホットプレートを外せばカセットコンロにもなる!忙しい母子キャンプの味方!手放せません!


滞在中は色んなご飯を作り、スープカレーや、焼きマシュマロ、ホットサンドの機械でホットケーキを焼いてみたりもしました。



子供とキャンプ飯作ったり、料理のお手伝いもさせてみたいけど、1泊だと忙しくてご飯に手がかけられないよね~
というのが今回一緒に行ったお友達との共通の悩みだったので、雨で持て余す時間を料理に充てられたのはとっても良かったです。


雨があがったタイミングで、息子さんの楽しみにしてた焚火もやってみました。
ファイヤースターターで火をおこすのにハマっているんですが、湿度が90%を超えていたためなかなか火が付かず断念。
また雨が降ってくる前に、みんなで花火をすることにしました。


花火はキャンプ場入り口横の芝生の所でのみ出来ます。
夜は街灯も何もなくて真っ暗なので、懐中電灯やランタンなどを用意しましょう。


草むらだからなのか、雨上がりだったからなのか、小さな虫がすーーーーーーっごいいるので、虫が苦手な子は羽織や長ズボン、虫よけスプレーなど対策をして行った方が良いですよ!
トイレ・炊事場
Bバンガローにはトイレとシンクがないので、共用のトイレと水場を利用します。


バンガローから一番近いのはこちらですが、人感センサーで電気が点くので虫も少なく、こまめに清掃されてとてもきれいでした。




炊事場はBバンガローの前と、トイレの横に2か所あります。


低い水道もあるので、子供でも手が届きますよ。
こちらも人感センサーで照明が点くため、虫も少なくてとっても綺麗でした。
お風呂・シャワー
日高沙流川オートキャンプ場にはシャワーなどの設備がありませんが、歩いて5分くらいの所にひだか高原荘があり、温泉に浸かることが出来ます。


- 入浴時間… 7時~9時・10時~21時(月曜は16時~21時)
- 入浴料金… 大人700円・中学生500円・小学生200円・幼児無料
最終入場は20時半です。お湯がすごく良くて、肌がしっとりしました~!
シャンプー、ボディーソープ、トリートメントは備え付けの物がありましたよ。
ゴミの分別


ゴミは分別すれば、特定の物だけ捨ててこれます。
| 捨てられるもの | 持ち帰り |
|---|---|
| 燃えるゴミ 生ごみ 空き缶 段ボール 燃やせないゴミ (網・金物・ガス缶) | ペットボトル ビン 発泡スチロール |
ペットボトル、白色トレイ、発泡スチロール、鉄意外の燃やせないゴミは捨てられません。


炭も完全に消火すればこちらに捨てられますよ。


子連れチェックポイント・まとめ


子連れポイント
- 川遊び・水遊びが出来る
- 無料で遊べる自転車がある
- 虫捕りが出来る
- アスレチック遊具あり
- バンガローあり
禁止事項
- 直火での焚火(焚火台を使用)
- 打ち上げ花火
- 発電機の使用
- 音楽機器やラジオ(音量に気を付けて使って下さい)
買って便利だったアウトドアグッズ
吊り下げ式なので設置も簡単!ケース付です。
タープテントもFIELDOORで揃えました。オプションも多く、設置も簡単で、カラーバリエーションも豊富!
ホットプレートで簡単にご飯が作れる!カセットコンロにもなって、鍋など乗せられる!
食パン1枚で出来るホットサンドメーカー!デザインもかわいい!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
楽しいキャンプが出来ますように!ではまた。














4月7日から!